2022-01-01から1年間の記事一覧
阿部公房の代表作のひとつ 解説考察をネットで見ると、やれ砂は現代社会のメタファー…うんぬん こういうのはうるさいのであまり好きではない (とはいえ安部公房はこういう作家だとは知っている) なので単純に物語として楽しむことにした 砂の女 (新潮文庫)…
100年以上前の英国怪奇小説 現代日本の我々と当時のクリスチャンが読むのでは、恐怖の度合いが違うと思われる。 静かに、不気味で不穏な気配が漂う。 アーサー・マッケンの作品は、後にラヴクラフトがエッセンスを取り入れているらしい。 やがてコズミックホ…
俺はもともとミステリ大好きで、むしろそればっか読んでた時期がある だけれどやはり、これ以上はミステリというジャンルに付いて行けないな… なんて感じたときがあった 具体的に清涼院流水以降である まあミステリファンならなんとなく分かるっしょ 一気に…
三島由紀夫どころか日本を代表する文学作品 と、言われている 現代風に身も蓋もない言い方をすれば 「こじらせ男子によるストーカー放火事件」 とでもなってしまうのか 思い描いた姿と実像の異なり 自分の手に届くと期待していたが叶わず そんな感情を、例え…
雪国 川端康成を読了 最初に読んだのは、おそらく30年ほど前の中学生の頃か amzn.to 雪国という主人公島村にとっての異国における物語 昔読んだときは作中の時間の流れもよく分かっていなかった 登場人物たちには書かれていない時間での生活が存在しているは…
俺の住む名古屋でもゴッホ展が来るらしい ゴッホの絵が観られるなんて一生に何度もない機会 必ず観に行く gogh-nagoya.jp ちょっとだけ気になるのが、図録グッズのリンクがつながってないこと 名古屋の会場で販売はないのかな…? あらかじめ図録は買っておく…
アートに飢えている さりとてデカいのを飾る気もなく、閃いたのがポストカードいいんじゃね? でいろいろ検索してると面白いものを発見した ポストクロッシングというサービス なんでも世界中の人とポストカード文通ができるんだとか 詳しくはこの辺の記事で…
あけましておめでとう さっそく積み本を増やしてしまった いったんタガが外れるとあとはブシャーな感じ amzn.to amzn.to 退廃的な気分 そんな小説を読みたかった どちらも知ってるようで結末をよく知らない作品